「もう少ししたら返すね」、「今月の入金が入ったらすぐ返すね」等と
善意で貸したはずのお金!こちらから「返して」と催促しにくくなってませんか?
お金を貸すってホントに難しくて出来れば避けたい事ですよね!?
人にお金を貸す際に借りる側は「お金が無いから」もしくは「今後の為に先行投資したいから」と。
でも、お金が無い人は恥ずかしいから「お金が無いから」とは言いません。
例えば、「身内が入院しちゃって」、「返したお金が帰ってこなくって」、「親戚に頼まれたから」理由は色々。
でも、会社を経営されている方は堂々と金融機関に「お金が無いから」とか「積極的に投資したいから」
と堂々と言いながらお金を借ります。何が違うのでしょう?
お金を借りると言う行為は民法の第587条他関係法令と絡み合いながら規定が設けれれています。
契約書の有り無しを問わず、貸した側には債務者(借りた側)に対して金銭の請求ができる権利を有し、
借りた側には債権者(貸した側)に対し、債務返済履行義務が発生します。
さて、では何故、個人に貸したお金は返済されにくく、会社で金融機関に借りたお金は返済されやすいのでしょうか?
それは「返済されなくても同等の資産が回収出来る」又は「相応のリスクを付与させるから」
わかりやすく言うと「借金の形」を債権者が押さえているからです。
よくビジネスローン等と称するノンバンク系のサラ金業者の借入をしているご相談があります。
皆さん揃ってご自宅や会社の土地建物に抵当権や根保証が設定されています。
どうせ、住宅ローンが一番抵当だからとノンバンクの好きなように抵当権を設定されてしまう方が多いんです。
資金繰りに悩むとノンバンクも神に見えてしまう。でもその神は残念ながらお人好しではありません。
必ず、損はしない条件でしかお金を貸しません!!
話は大分それましたが、人にお金を貸すという事は「相応の対価を預かる」又は「無かったものとする」事が肝心です!
人に貸したお金でお悩みの方、これからお金を借りようとしている方、
失敗する前にご相談下さい!